2010年5月13日木曜日

点と、点

「点と点を結んで線にする」なんていう言葉。

「各自が各ターゲットに注力し、その各点を線として
方向性を見出す」なんていうことが企業でも言われる。。


以前父親から

「その地点と地点だけを見るんじゃもったいない。
その過程や周辺をなるべく見るように試みることが重要」 

ということを言っていた。

これは ryo-da が学生の頃、旅行に高速道路で行くということを
話したときのことであったと記憶している。
もちろん「高速道路を使うな!」と言っていた訳でないと理解している。

例えば、電車で行けばゆっくり、辺りの風景も、その風景の変化も見る
ことができ、路線の乗り換え地点では、その地域特有のお弁当やお土
産、その地域の通勤者や地元の方々などの雰囲気などを感じることが
できる。そんなことを言っていたような記憶がある。


おととい ryo- と雨の中、保育園へ楽しく歩いて向かった。
ryo- は、

「雨だから車で行く」 と言っていたが

雨=(イコール)車で行く、と理解している ryo- を諭した。


でも歩いてみると、本当に楽しい。ふだんと同じ道なのに、
傾きやへこみで大小の水たまり。

「ねぇ見て!大きな水たまりあるよ。
僕飛び越えることできるかな~」


「ねぇ見て!いつも見るあの猫、
今日雨だから車の下でこっち見てるよ~」

ryo- に傘を買ってあげた最初のころ、ryo- は傘が重くて片手で
持てなかった。一緒に歩きながら

「お父さん!ほら見て、お父さんと一緒の持ち方できるようになったよ」

自宅から車でひゅ~っと保育園に行くことが悪いということではない。
点と点、自宅と保育園を結ぶ短い線にも ryo- にも、ryo-da にも
楽しいことがたくさん結構ある。

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